ライフハックとしてではなく、英語学習にも極めて有用なのが、著名人が10分程度のプレゼンを行うTEDです。
TED Talksとは、あらゆる分野のエキスパートたちによるプレゼンテーションを無料で視聴できる動画配信サービスのことです。10年ほど前にサービスが開始されてから、政治、心理学、経済、日常生活などの幅広いコンテンツが視聴できることから人気を集めています。
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TEDは4000を超える膨大な数の動画があります。しかし慣れないうちは、動画の探し方や視聴のコツが分かりませんよね。この記事では、数多くのTEDを見てきた管理人(塩@saltandshio)が、心を揺さぶられたトークをあらすじと一緒にご紹介します。
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イヴ・ブレイク:熱狂的なファンの女の子たちのために
「熱狂的なファンの女の子」と聞いて、何を思い浮かべるでしょう? 大量の(たいていはボーイバンドの)ファンたちが、感情の高まりに涙を流しながら、喜びに叫び声を上げる様子でしょうか? もしかすると、そう考えただけで皮肉な笑いを浮かべずにいられなかったり、呆れたりする人もいるかもしれませんね。この楽しくて生き生きとしたトークで、劇作家のイヴ・ブレイクは誤解された熱狂的ファンの女の子たちの情熱と力に対する私たちの反応を見直してみようと呼びかけます。私たちは皆、自由に熱狂を表現していいのだと彼女は力強く語ります(約12分)。Yve Blake / For the love of fangirls.
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いつの時代も女の子たちはアイドルに夢中になるものです。彼女たちの情熱は桁外れですが、劇作家のイヴ・ブレイクもそのパワーに圧倒されたひとりでした。イヴ・ブレイクは、友人と話している際に聞いた「ある言葉」に衝撃を受けます。
その子は13歳で、友人の年下の従姉妹でした。何気なく言ったんです。「結婚する運命の相手に出会ったの」と。
She was 13 years old, she was a friend’s little cousin and she casually told me that she had met the man she was going to marry.
詳しく話を聞いてみると、相手はワン・ダイレクションのメンバーであるハリー・スタイルズでした。
ワン・ダイレクション(One Direction、略称:1D)は、イギリスのボーイ・バンドである。2010年に結成。ハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソン、ナイル・ホーラン、リアム・ペインがメンバーである。ゼイン・マリクは2015年にグループを脱退した。2010年、イギリスのオーデション番組「Xファクター」第7シーズンで結成され、サイモン・コーウェルのレコードレーベルのSycoと契約して「ビートルズの再来」とも称されるほどの世界的な成功を収めた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
いとこが真剣に話す様子を見て、イヴ・ブレイクはそこまでなにかに夢中になる『ファンガール』という存在について夢中になります。
ファンガールとは、ある物事(たいていアニメやアイドルに関して)について、異常なまでに熱狂的になるひとたちのこと。fanboyは男のオタク、fangirlは女のオタクに対して使われる。
fanboy / fangirlとは
ファンガールという存在が広く知れ渡ったのは、古くは60年代のビートルズからです。イヴ・ブレイクはいとこの話を聞いてから、インターネット上に掲載されているファンの女の子たちを検索するようになります。似顔絵から二次創作に至るまで彼女たちの熱量はものすごく、イヴ・ブレイクは圧倒的されます。
2015年に、メンバーのひとりであるゼイン・マリクが脱退しました。Twitterなどには嘆き悲しむファンがメッセージを寄せていましたが、それらの投稿をまとめた動画が再投稿されると、イヴ・ブレイクは思わず眉をひそてしまいます。なぜなら、それらのタイトルにはたいてい「おかしい」「気持ち悪い」「狂っている」というような言葉が書かれていたからです。
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世界的ポップグループのメンバー脱退に対し、嘆き悲しむファンに付けられた思いがけないタイトルを見たイヴ・ブレイクはある疑問が沸き上がります。
どうして、ポップ・スターへの有り余る思いで叫ぶ少女たちの姿が、おかしいとか、キチガイだとか、怖いとか、拒絶反応を起こすのだろう?
それに引き換え、サッカー選手に興奮して叫ぶ男の子たちの姿はまったく普通なのに?
Why is it that the image of young girls screaming their lungs out with excitement for a pop star is considered crazy, psycho, scary, a bit much?
But the image of young boys screaming their lungs out for a footballer is perfectly normal?
この疑問について考えていくうちに、イヴ・ブレイク自身も追っかけ女子を探求している自分の好奇心も、じつはこうした偏見からきていたことに気が付いて愕然とします。好奇心の対象として見てきた『なにかに熱狂する女の子たち』を、イヴ・ブレイクも『ちょっとおかしい人たち』と思っていたのです。
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昔はビートルズ、そして現代も様々な芸能人に対して女の子は『黄色い声』を出します。余談ですが、桃色吐息や青ざめるなど、感情には五種類の色があるのをご存知でしょうか。
そのルーツを探ると、およそ200年前まで遡る。江戸時代後期に、声を色で表現することが流行したことがきっかけだ。実際に、1809年から式亭三馬によって書かれた滑稽本『浮世風呂』の中には、「気のきかねへ野郎どもだ。黄色な声や、白っ声で、湯の中を五色にするだらう」という一文がある。銭湯で声を張り上げて歌っている他の客に対し、文句を言う場面だ。
実は「青白赤黒黄」の5種類あった―歓声が「黄色い声」と言われるようになった驚きの由来
このなかの『黄色い声』は女性に対して使用されます。同じように『ヒステリック』という言葉も女性特有の言葉として知られています。
19世紀にはヒステリーは女性特有の精神疾患と考えられており、医師によって診断されたのです。
That in the 19th century, hysteria was considered to be a legitimate female mental disorder that could be diagnosed by doctors if women displayed excessive emotion or difficult behavior.
「ヒステリー」はラテン語の“hystericus” に由来し、「子宮の」と言う意味です。なにかに夢中になりヒステリックな感情を露わにする女の子たちを、メディアは奇異の眼差しで捉えますが、一方の偏見の眼差しを向けられた女の子たちのほうは、誰もフォローしてくれません。
このことに対し、女の子たちは世間から『自分はおかしい』と見られているように感じ、男性よりも劣っていると暗に言われているようなものではないかとイヴ・ブレイクは指摘します。
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イヴ・ブレイクが知り合ったボイスコーチのエイミー・ヒュームによると、女性は11歳から13歳の頃になると相手に応じて自分から声色を変えるようになります。ちなみに、男性が自分から声色を変えるようになるのは4歳の頃で、これは親から「騒ぐな」と注意されて男らしくあることを求められるからだそうです。
そこで私は気づきました。追っかけ女子の叫び声はスーパーパワーみたいなものなのです。なぜなら、恐れることなく正直に純粋な喜びと楽しみを表現したものであり、女性たちがその表現の仕方をまだ覚えているということなのです。
And that’s when I realized that a fangirl’s shriek is therefore like a superpower. Because it’s this fearless and honest expression of pure celebration and joy, and it’s a sound they have not forgotten how to make.
また、追っかけ女子たちは、恐れることも言い訳もせず何かを愛する方法を知っています。それが二次創作だったり、似顔絵だったり、別のパワーとしてさらにエネルギーが変換されて世界に向けて放出されています。この圧倒的熱量により、人生に活路を見出す女の子もおり、追っかけ女子のパワーは人生を変えるエネルギーを持ち合わせているといっても過言ではありません。
これらの点から、女性を直情的だと軽視する人もいますが、感情に蓋をすることなく心のままに情熱的に生きられるのは素晴らしいことではないでしょうか。
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こうしたことを踏まえて、イヴ・ブレイクはある疑問を聴衆に投げかけます。
かつて追っかけ女子を冷笑していた私から、皆さんに考えてほしい宿題はこれです。なぜ彼女たちは控えめにすべきなのか?頭がおかしいから?それとも「理にかなった」態度の定義が、男性に受け入れられるものに基づいているから?興奮して全身で叫ぶ若い女性を目にしたときに感じてきた批判的な考えを見直してみてはどうでしょう?
And as a former fangirl cynic, that is the question that I want to leave you all with. Why should fangirls tone it down? Because they’re crazy? Or because our definition of “reasonable” is based on what it is acceptable for men to do? What if we rethink the judgments we’ve been conditioned to feel when we see young women screaming their lungs out with excitement?
彼女たちの知性や関心や能力を過小評価するような言葉を使うのをやめようと、イヴ・ブレイクは言います。なぜなら、彼女たちの行動力と団結力、そこに至るまでのパワーは素晴らしいものがあるからです。
人はいつ死ぬかわかりません。よく聞く言葉ですが、そのことについて私たちは精神的に成熟するほど考えなくなってしまいます。それならば、思いのままに『いま』誰かを愛している彼女たちは、その存在自体がスペシャルだといえるのではないでしょうか。
なにかに感動して、叫ぶ姿は野蛮でもなんでもありません。とても知的で威厳に満ちているものです。大人だから、まわりからこう言われたからと、自分に蓋をしていませんか?どうか追っかけ女子を見習って、心の蓋を開けてみてはいかがでしょうか。
英語全文
Four years ago, a teenage girl changed my life in one conversation. She was 13 years old, she was a friend’s little cousin and she casually told me that she had met the man she was going to marry. So I said, “OK, tell me about him.” And she told me that his name was Harry Styles.
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And that was the moment that I became obsessed with fangirls. I didn’t know it then, but that moment would transform the course of my life and go on to change everything that I thought I knew about being an adult, being a woman and being truly happy.
But before we get started, what is a fangirl, and what is a Harry Styles? Well, according to the dictionary, the Merriam-Webster dictionary, a fangirl is a “girl or woman who is an extremely or overly enthusiastic fan of someone or something.” Technically, you can have fangirls of anything, but my specific interest was in fangirls of boy bands. Because of their somewhat lethal reputation.
I remember, my dad had told me this story of some Beatles fans in the ’60s, who apparently had torn a parked BMW to literal pieces, because the band had supposedly just been sat in it. In the ’60s, the Beatles were the biggest boy band on the planet, but when I met this girl in 2015, the biggest boy band on the planet was none other than One Direction. And Harry Styles was a member of One Direction. Harry Styles was reputed for his compassionate demeanor and perfect hair. I learn this when I read thousands of tweets about him. I learn that he is a sweet cupcake. I learn that he is a perfect angel. I learn that one time, he vomited on the side of a freeway in California and that within two hours, fans had turned the site of the vomit into a sacred shrine.
I scroll through —
I scroll through fan-made paintings of Harry, baby photos of him, paintings of baby photos of him. I watch videos that show me how to make DIY love totems for Harry — for example, a lampshade covered in photos of his face, or a key ring that states the exact time of his birth. I read hours of fan fiction, and I fall down this specific rabbit hole of stories that actually place me as a protagonist inside of various imagined romances with him. So in one, I tell him that I’m pregnant with his child. In another, we meet in hospital where we’re both fighting cancer, and in another, we fall so deeply in love that we become fugitives who kill people.
But then … something unthinkable happens. One Direction, the biggest boy band on the planet, loses a member. Zayn Malik quits the band, and the internet explodes with feels. I read tweets as these girls describe the physical pain of this loss, how they can’t eat or sleep or walk. I read them describe how much Zayn had meant to them. And I watch videos of 10-year-old girls crying. But, like, really crying. And then I watch as people repost these videos but with new titles that contain words like “crazy” and “creepy” and “insane.” And suddenly, my YouTube sidebar contains “Compilation: Fans react to Zayn leaving. Psycho alert!” Then I watch as mainstream news outlets cover the story. I read them describe these “young banshees.” I read one journalist say, “It’s a commonly known fact since the age of the Beatles that there is nothing scarier in this world than a group of excited teenage girls.”
And then I ask myself a question I’ve never considered in my life. Why is it that the image of young girls screaming their lungs out with excitement for a pop star is considered crazy, psycho, scary, a bit much? But the image of young boys screaming their lungs out for a footballer is perfectly normal? Boys crying at the footie, that’s the love of the game. Girls crying at a Justin Bieber concert? That’s pathetic.
And as soon as I realized this double standard, I realized that all of my curiosity about fangirls had been sparked by exactly the same judgments. I, too, had suspected that they were a bit crazy. I’d looked at images of girls screaming for the Beatles, the Backstreet Boys, One Direction, and the word that had come to mind was not “excitement” but “hysteria.” And what I did not know was the history of that word.
That in the 19th century, hysteria was considered to be a legitimate female mental disorder that could be diagnosed by doctors if women displayed excessive emotion or difficult behavior. The word “hysterical” comes from the Latin word “hystericus,” meaning “of the womb,” because it was thought that this condition was caused by a dysfunction of the uterus. And so, a treatment for hysteria was a hysterectomy. Which is what we still call a removal of the womb.
And at this point, I decide to redeclare my obsession. Because I am no longer just obsessed with fangirls. Now, I’m obsessed with the way that the world talks about fangirls and the way that the world looks at young, female enthusiasm. Because, I want to know, if girls grow up in a world where words like “crazy” and “psycho” and “hysterical” are casually used to describe female enthusiasm, then how does that shape the way that those girls get to see themselves? And if girls grow up in a world that tells them that they are designed just a bit crazier than the boys, then isn’t that a little bit like telling them that they are born less capable of rationality than men, less capable of reason and unworthy of the same intellectual respect as their brothers.
Separately, I become obsessed with female screams. Not in a creepy way. I’m talking about, like, those shrieks and squeals that fangirls let out at concerts. I want to know why it is that some people instinctively flinch when I merely describe the sound, like it’s painful just to think about it. Then I meet Amy Hume. She’s a voice coach. And she blows my mind. Because she tells me that the female voice between the ages of 11 and 13 is one of the most interesting things to study. Why? Because there’s this research by Carol Gilligan that says that is the age when girls begin to perform and alter their voices. For example, adding breath for maturity, (Imitating vocal fry) or adding vocal fry for apathy.
But tell me, according to this research, when do you reckon boys begin to perform and alter their voices? Now, I guessed 18, because “men mature later,” right? Wrong. The answer was four years old. Because that is when boys learn not to cry or squeal. That those are not manly sounds. And that’s when I realized that a fangirl’s shriek is therefore like a superpower.
Because it’s this fearless and honest expression of pure celebration and joy, and it’s a sound they have not forgotten how to make. I actually reckon that fangirls have a second superpower, because they know how to do something that most of my adult friends have no idea how to do. Fangirls know how to love something without apology or fear.
My years of researching fangirls culminated in this determination to write something that celebrates and vindicates them. So I decided to make this thriller comedy musical that sounds like a Beyoncé concert meets rave meets church. I called it “Fangirls,” and I designed it like a Trojan horse. So it appears to make fun of these young women, only to, like, smuggle them into your heart.
Thanks.
At one point — Thanks. At one point, a girl sings, “Why should I hide my feelings? Because they annoy you? Or because it isn’t what the boys do?” And as a former fangirl cynic, that is the question that I want to leave you all with. Why should fangirls tone it down? Because they’re crazy? Or because our definition of “reasonable” is based on what it is acceptable for men to do? What if we rethink the judgments we’ve been conditioned to feel when we see young women screaming their lungs out with excitement? What if we decided to rethink the words we use to describe that joy, and what if we didn’t allow ourselves to diminish girls with words that undermine their intelligence, their interests and their capability? Because, according to my research, they are capable of building a shrine to Harry Styles’s vomit on the side of a freeway within two hours.
That takes some executive skills in logistics and communication.
If that isn’t “capable,” I don’t know what is.
I reckon, instead of judging fangirls, we can learn from them. We can all die tomorrow, so why not love things while we’re still breathing?
And with that, I’d like to ask you all to try something with me. Can I get you all to stand up? Stand up if you can, stand up. Alright, so here’s what’s going to happen. I’m going to count to three and when I finish, I’m going to ask every single one of you to let out your very best fangirl scream.
Yeah? Here is why I am asking you to do this. Because if all five-or-so thousand of you do this and really commit, we all get our first chance to hear that sound and to decide that it is not a crazy sound. It is a hopeful sound. So shall we do this? I said, shall we do this?
(Audience: Yes!)
Alright. OK, I am going to cheat and I’m not going to go full volume, because I’m miked and we don’t want to hear that. But it means you all have to go 110 percent. You ready? Take a deep breath with me. Think of someone you love, let’s go, one, two, three.
You all just sounded stunning and as sane and as intelligent and as dignified as when you walked in this room.
Thank you.
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