ライフハックとしてではなく、英語学習にも極めて有用なのが、著名人が10分程度のプレゼンを行うTEDです。
TED Talksとは、あらゆる分野のエキスパートたちによるプレゼンテーションを無料で視聴できる動画配信サービスのことです。10年ほど前にサービスが開始されてから、政治、心理学、経済、日常生活などの幅広いコンテンツが視聴できることから人気を集めています。
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TEDは4000を超える膨大な数の動画があります。しかし慣れないうちは、動画の探し方や視聴のコツが分かりませんよね。この記事では、数多くのTEDを見てきた管理人(塩@saltandshio)が、心を揺さぶられたトークをあらすじと一緒にご紹介します。
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シェーンは1977年の創業以来、ネイティブ講師が英語を英語で教える「直接教授法」を採用しています。首都圏におけるスクール拠点数は、ネイティブ講師の英会話スクールでNo.1。駅から近いスクールが多いので通いやすく時間を有効に使えます。
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ナディア・カルマン:文章力を上げる3つの非社交的スキル(TED)
日常で会話するには社交的スキルが必要ですが、良い会話を書くのに必要なスキルはまた違ったものです。教育者であるナディア・カルマンは、盗み聞きや独り言といった「非社交的スキル」が、物語で効果的な会話を書くために役立つのだと言います(約3分半)。
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作文、読書感想文、小説、随筆、エッセイ、夢小説、二次創作など、ものがたりを書く人にとって作品の出来を大きく左右するのが、登場人物の話す言葉でしょう。話し言葉1つで作品の印象が大きく変わりますし、読み手が付くか離れていくかの分かれ道にもなります。読む人の印象に残る会話文を書くために、必要なスキルとはどのようなものでしょうか。
「社交的スキル」というのがあります。友達を作り 対立を解消して感じよく礼儀正しくするものです。しかし、今回はそんなものは使いません。かわりに「非社交的スキル」を使うのです。
作家であれば、きっと既に身に付けていることでしょう。
Well, there are social skills: making friends, solving conflicts, being pleasant and polite. We won’t be using any of those today. Instead, we’ll be working on — let’s call them “anti-social skills.”
If you’re a writer, you may already have a few of these.
効果的な会話を書くための「非社交的スキル」とはなにか。それは大きく分けて3つあります。順番にみていきましょう。
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道を歩いているときや、公共機関に乗っているとき、学校、会社、ラジオ、テレビ、インターネットなどなど、興味深い会話を耳にしたら書き留めておきましょう。ここで気を付ける点は、ものがたりを書く上では必ずしも話した人と登場人物を一致させる必要はないということです。そのかわり、登場人物は自分で作る必要があります。
でも、耳に挟んだ会話がヒントを与えてくれることもあります。
1人が「やってない」と言い、もう1人が「見たんだから」と言います。そのセリフを言うのは誰でしょう?
But sometimes the words you overhear can give you ideas.
“I did not,” says one person. “I saw you,” the other replies. Who might be saying those words?
AとBは兄弟なのか、家族なのか、同級生なのか、同僚なのか、はたまたゾンビと吸血鬼なのか。同じ台詞でも登場人物によってガラリと意味合いが変わります。たった2つの会話なのに、誰が話したかによって大きく世界が変わります。
見たままをドラマにしてもドラマチックにはなりません。物語を大きく膨らませるためには、自分で登場人物を作る必要があります。そのきっかけになるのが、人の会話を盗み聞きすることです。
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他人の会話を盗み聞きして、そこから連想される登場人物を作りました。そうしたら次に必要なのが、架空の人物が現実にいるつもりになることです。
彼らはどんな風か? どこの出身か?どんな音楽を聴いているのか?
彼らと時を過ごしてみましょう
What are they like? Where are they from? What music do they listen to?
Spend some time with them.
なにを言うかはその人によって変わってきます。子供なのか、学生なのか、会社員か、主婦なのか、歳を取った男性なのか、女性なのか、はたまたエイリアンなのか。
幼稚園児がお友達とケンカするときに「余の顔を見忘れたか!!」とは言いません。不自然なのは見ての通りで、年齢も時代も吹っ飛んでしまいます。人物がわかっていれば、その人がどんなふうにしゃべるのかもわかってきます。その言葉を言う人はどんな人なのか、架空の人物がまるで「そこ」にいるように思い浮かべてみましょう。
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登場人物が作られて、その人が話す言葉も決まりました。その次に必要なスキルが「独り言」です。
登場人物のセリフをしゃべってみると、それが自然かどうか分かり、必要なら訂正します。
多くの人は、話す時にくだけた言い方をすることを忘れないでください。
When you speak your character’s words, you can hear whether they sound natural, and fix them if necessary.
Remember, most people are usually pretty informal when they speak.
「やぁやぁ、我こそは!」と言うのは、武士が果し合いをする時だけです。普段の会話をするときにNHKのニュースキャスターのような話し方をする人もいません。そんなことは頭で知っているはずなのに、なぜか書き慣れないうちは状況を逐一説明するような長い言葉を書きがちです。
スラング言葉や、省略後、そしてら抜き言葉が問題になっているように、人は長い言葉ほどむしろ短く言う傾向があります。声に出して読んでみて、不自然だと感じたら自然に聞こえるように短くしましょう。
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小説を書くほどではなくとも、ブログやエッセイで自分語りするときに、どう言葉を綴ればいいのか悩むものです。もし、迷ったらこの3つをどうか思い出してください。
まとめると
・1番目は盗み聞きすること
・2番目は架空の人物を実在のように思うこと
・3番目は独り言してみること
そしてすべて書き留めるのです。
So, to recap:
First, eavesdrop.
Next, pretend imaginary people are real.
Finally, mutter to yourself,
and write it all down.
これが、小説における会話、あるいは「頭の中の声を聞く方法」です。このスキルは、対人関係で悩んだ時にも有効です。自分の中に相手を作り、相手の気持ちになって言葉を言ったり書き出してみると、そのときはわからなかった相手の一面に気付くことも出来ます。
わたしたちはどうしても、「こうあるべき」「こうするべき」と型にハマった考え方をしがちです。この、「頭の中の声を聞く方法」は頭の中にある想像力はどこまでも自由だと言う事を思い出させてくれる方法ともいえます。
最近、頭がかたくなってきたなと感じたら、空想の世界に浸ってみましょう。きっと、そこから世界が面白く広がっていくはずです。
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どうしたら誤解されずに自分の思いを伝え、読み手の気持ちを動かすことができるのだろう?単なる文章のテクニックをこえ、自分の頭で考え他者と関わることの痛みと歓びを問いかける、コミュニケーションの本質に迫る一冊。
英語全文
Dialogue gives a story color, makes it exciting and moves it forward.
Romeo: O, wilt thou leave me so unsatisfied?
Juliet: What satisfaction canst thou have tonight?
Romeo: The exchange of thy love’s faithful vows for mine.
Without dialogue: (cricket sounds)
So what goes into writing effective dialogue? Well, there are social skills: making friends, solving conflicts, being pleasant and polite. We won’t be using any of those today. Instead, we’ll be working on — let’s call them “anti-social skills.”
<全文を読む>▼クリック▼
The first is eavesdropping. If you’re riding a bus and hear an interesting conversation, you could write it all down. Of course, when you write fiction, you’re not describing real people, you’re making up characters. But sometimes the words you overhear can give you ideas. “I did not,” says one person. “I saw you,” the other replies. Who might be saying those words? Maybe it’s two kids in a class, and the boy thinks the girl pushed him. Maybe it’s a couple, but one of them is a vampire, and the woman vampire saw the man flirting with a zombie. Or maybe not. Maybe the characters are a teenager and his mother, and they’re supposed to be vegetarians, but the mother saw him eating a burger. So let’s say you’ve decided on some characters.
This is anti-social skill number two: start pretending they’re real. What are they like? Where are they from? What music do they listen to? Spend some time with them. If you’re on a bus, think about what they might be doing if they were there too. Would they talk on the phone, listen to music, draw pictures, sleep? What we say depends on who we are. An older person might speak differently than a younger person. Someone from the south might speak differently than someone from the north. Once you know your characters, you can figure out how they talk.
At this stage, it’s helpful to use anti-social skill number three: muttering to yourself. When you speak your character’s words, you can hear whether they sound natural, and fix them if necessary. Remember, most people are usually pretty informal when they speak. They use simple language and contractions. So, “Do not attempt to lie to me” sounds more natural as “Don’t try to lie to me.” Also keep it short. People tend to speak in short bursts, not lengthy speeches. And let the dialogue do the work. Ask yourself: do I really need that adverb? For instance, “‘Your money or your life,’ she said threateningly.” Here, “threateningly” is redundant, so you can get rid of it. But if the words and the actions don’t match, an adverb can be helpful. “‘Your money or your life,’ she said lovingly.”
So, to recap: First, eavesdrop. Next, pretend imaginary people are real. Finally, mutter to yourself, and write it all down. You already have everything you need. This is fictional dialogue, or “How to Hear Voices in Your Head.”
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