飼い始めたばかりの子犬や子猫が、目を離した時に壁におしっこをかけたり家具を壊してしまった!なんてことはありませんか?おとなしい子でもイタズラをしないとは限りません。そんなときに保険は支払われるのでしょうか。これまで、多くの仕事を経験してきた管理人(塩@saltandshio)が、実際に携わった仕事での経験をもとに、知り得たさまざまなことを紹介します。
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ペットだって家や家具を壊します
目を離した時に家具や家を汚したり壊したりするのは、小さな子供だけではありません。WEBサイトの「いぬのきもち」が行ったアンケートでは、じつに飼い主の半分以上が愛犬の破壊行動にあっていると答えています。
段ボールを噛みちぎる、ティッシュの箱を壊すなど、愛犬に何かを破壊された経験はありますか?
犬のイタズラに関するアンケートvol.01 / いぬのきもちwebサイトより
アンケートには、「とにかく大型犬なのでおもちゃは1日持たないものが多い」「せっかく高いものを買っても、あっという間にゴミになる」「新築のフローリングもいろんな所に傷がある」「ペット用ベッドを何度か破かれて、綿をだしては走り回って喜んでいた」など、飼い主さんの嘆きのコメントが寄せられています。そんなとき、保険は適用されるのでしょうか。
突発的な事故なら保険対象
通常であれば、ペットによる破損・破損は保険の補償対象にはなりません。対応する火災保険は、あくまでも「予測できない突発的な損害を受けてしまった場合に補償される」ものだからです。しかし、原因によっては補償される場合があります。また、火災保険の個人賠償責任特約をつけることによって補償される場合もあります。
- ペットが原因で火災になってしまった場合
- ペットが他人や他人の所有物に損害を与えてしまった場合
製品評価技術基盤機構(NITE)によれば、実際にペットや小動物、害虫などにより火災が発生した事例が報告されています。
犬等が電源コード等をかじったり、つめでひっかいたことにより配線がショート、発火した
製品評価技術基盤機構 メールマガジンVol.196 2013年7月 9日号「ペットによる事故」
木造2階建て倉庫兼住宅から出火し、倉庫部分約6.6平方メートルを半焼した。電気カーペットを使用していた倉庫内の犬小屋 付近から炎が上がった。倉庫内の犬小屋の中に敷いてあった電気カーペットを犬がつめでひっかいたことにより、内部の配線がショートし、火災に至ったものと推定される。
使用者が不在時にガスこんろ付近から出火し、周辺を焼損した。
製品評価技術基盤機構 メールマガジンVol.294 2017 年9月12日号 「ペット及び小動物や害虫による事故」
被害者は室内で猫を放し飼いにしていた。猫が点火ボタンに触れた際、点火ボタンが押されてバーナーに点火し、当該製品の上に置いていたプラスチック製ボウルに着火したものと考えられる。
また、ペットが他人や他人の所有物に損害を与えてしまった場合、火災保険の個人賠償責任特約を契約していれば、補償対象となる可能性があります。ほかにも、水道の蛇口をひねって水道が出っ放しになり、そのせいで床にあふれた水が階下の部屋まで漏れて、家具などが損傷してしまった場合にも、個人賠償責任特約での支払えることがあります。
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どの保険にもいえることですが、なんでもかんでも保険会社に申請したら保険がおりるわけではありません。ペットが家にいると、どうしても家の壁や床が汚れたり、家具家電が壊されてしまうこともありますよね。残念ながら、保険では日常的なペットの破損や汚損は補償の対象にはなりません。保険は、あくまでも予測できない突発的な損害を受けてしまった場合に補償されるからです。
次のような場合にも、保険の補償対象外になります。
- 飼っていた犬が雷にびっくりして暴れて、クロスを引っ掻いて傷だらけにした
- 子犬が歯がかゆくて木製の椅子をかじって傷付けた
室内犬の場合は、床や壁、家具を傷つけられることは考えられること。また、子犬が家具を噛むのはよく見られることで、「不測かつ突発的な事故」には該当しないため、補償対象外になるのです。
保険の申請はどうすればいい?
補償対象かわからないときは、保険会社に問い合わせしてみましょう。事故の内容や保険会社によって判断が異なる場合があります。SNSや口コミ情報を鵜呑みにせず、問い合わせてみることが大切です。
どの保険会社も、メールや電話などの問い合わせ窓口を設置しており、迅速に対応してくれます。また、加入していることを忘れてしまっていたり、自費で修理してしまったりする人が多くいます。まずは契約している保険会社に連絡し、必要な手順や書類を確認する事が大切です。
- 保険会社に連絡
まず、契約している保険会社に損害を受けたことを連絡しましょう。契約者氏名、保険証券番号、事故内容、被害状況などを伝えることとなります。このときに、保険対象なのか、保険対象外なのかも確認しましょう。 - 保険会社から必要書類等が送られてくる
保険会社に連絡すると、保険金の請求に必要な書類や案内が送られてきます。内容をしっかりと確認して、早めに返信しましょう。書き方がわからない場合は、保険会社に連絡しましょう。書き方を丁寧に教えてもらえます。 - 保険会社に必要書類の提出
保険会社からの案内に従い、必要な書類を用意して、保険会社に書類を提出しましょう。保険会社指定の保険金請求書、医療費請求書などが必要となります。 - 保険金の入金
保険金の金額が確定したら、契約者指定の口座に保険金が支払われます。
万が一に備えて、日頃からのしつけや対策とともに保険の確認を
ペットが思わぬトラブルを起こしてしまわないように、普段からのしつけがとても大切です。普段はどんなに穏やかなペットでも、人間と同様にときに思いがけない行動に出るものです。咄嗟の行動に制御しきれない場面があるかもしれない、ということを念頭に置いておかなくてはいけません。
「ウチの子はそんなことしないから大丈夫」というのは、なんの根拠にもなりません。怪我を負わせてしまってからでは遅いのです。ペットも社会の一員なんだという意識をもって、飼い主も対応しましょう。
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