鎧伝サムライトルーパー　あらすじと見どころを紹介

鎧伝サムライトルーパーとは
あらすじ
見どころ
ここに注目！

鎧伝サムライトルーパーとは

『鎧伝サムライトルーパー』は、1988年4月30日から1989年3月4日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週土曜に全39話が放送された、サンライズ制作のテレビアニメ。

キャッチコピーは「俺の心に鎧が走る！」。

1990年代はじめには一大ムーブメントを起こし、現在の声優ブームの先駆けにもなりました。今なお根強い人気があり、2022年には森口博子＆草尾毅が歌う『サムライハート～2022～』が全世界配信。

U-NEXTでは220,000本以上の作品数が観られます。新作だけではなく、あの名作やシリーズ・続編ものが豊富に取り揃えてあり、話題作など観たい作品がある方は、ご登録をおすすめします。また、U-NEXTなら、毎月もらえるポイントでアニメの原作マンガやラノベも楽しめます！

アニメ観るなら＜U-NEXT＞

31日間無料トライアル中！

ここでは、『鎧伝サムライトルーパー』の感想と見どころ、そして各資料を踏まえての考察をご紹介いたします。

第37話　復活の紅雷閃　あらすじ

阿羅醐との決戦を控えて、五人が揃ったサムライトルーパー達の表情には明るさが戻っています。しかし、その中でただ一人、朱天は心の整理がつかずに浮かない表情のままです。答えが出るまでこの場を動くことは出来ないと言う朱天に、次もし迦遊羅と戦う時は容赦をしないと征士が伝えます。そして五人は、ナスティと純を朱天に託すと、阿羅醐城へと向かうのでした。

その頃、阿羅醐城にいる迦遊羅は、胸のプレートを傷付けられたことで、迦雄須一族としての記憶を取り戻しかけていました。胸のプレート無しには、これまでのように迦遊羅をいいように使うことは出来ません。しかし、阿羅醐の野望を果たすためには迦遊羅の力が不可欠だと感じた芭陀悶は、自ら迦遊羅の体内に乗り移って、その力を操ることを決めたのでした。

＜続きを読む（※ネタバレを含みます）＞

一方、次々と襲い掛かる妖邪兵を、遼達は武装して蹴散らしていました。しかし、妖邪兵といくら戦っていても、三魔将と迦遊羅は一向に姿を現わす気配がありません。

同じ頃、朱天は迦遊羅が迦雄須一族に関わる者であるという結論に達していました。そして朱天は、かつて自分が迦雄須に救われたように、今度は自分が迦遊羅を目覚めさせることを胸に誓います。そんな朱天の元に、三魔将が襲い掛かります。未だ悪夢から目覚めないのかと諭す朱天に、螺呪羅は「信じる者のために戦うのは自分達も同じだ」と言葉を返すのでした。

妖邪兵と戦い続けていた遼達の前に、迦遊羅の力を支配した芭陀悶が現れます。しかも、地霊衆最大の奥義である、妖邪弾をもってサムライトルーパー達に戦いを挑んできました。征士と伸の必殺技も歯が立たず、五人は輝煌帝の鎧を発動させます。しかし、その力を持ってしても妖邪弾は砕けません。しかも襲い掛かる妖邪弾によって、五人は倒されてしまいます。

異常を察した朱天は、三魔将を振り切って遼達の元に現れます。そして、迦遊羅の中に芭陀悶の気配を感じ取ると、悔しそうに唇を噛みます。追いついた三魔将にも取り囲まれて、ついに朱天も退路を断たれてしまいます。いよいよこれまでと思った次の瞬間、錫杖が宙に舞い上がると、閃光と共に鬼魔将の兜に変わりました。

「迦雄須よ、この私に戦えと……。それがあなたの意志ならば、喜んで鬼となりましょう！」

輝きの中で、再び朱天は鬼魔将となります。怒りの紅雷閃はいま、朱天の心のままに燃え上がるのでした。

＜閉じる＞

（第38話につづく）

あの感動をふたたび！
⇒鎧伝サムライトルーパー Blu-ray BOX(初回生産限定)【Blu-ray】 [ 草尾毅 ]

見どころ

突然、朱天が仲間になったと言われても、まだまだ受け入れられない征士達。そんななか、「朱天は朱天の考えがあるのさ」と理解を示す当麻。
命の勾玉への信頼感が半端ない、ナスティと純。
「九つの御堂も完成が近いというのに」と言う阿羅醐。しかし、35話で既に「完成した九つの御堂に……」と言っている。
【必見】天空の武装シーンがリニューアル。
【必聴】芭陀悶に乗っ取られた迦遊羅を演じる勝生真沙子さんの演技と声音。
【必聴】純のナレーションでの次回予告。「僕の心にも鎧が走っちゃう！」（※2回目）

ここに注目！

妖邪界に戦いの場を移してから、何度も出て来る九つの御堂ですが、小説版ではその詳細が詳しく語られています。

一面に浮き出した苦悶の浮き彫り……。彼らはそれがおぞましい成り立ちの人柱とは知らない。
（中略）
「いや、それはまずい！　あの九つの搭には、人間界からさらってきた人々の命が封じ込められている！　あれを壊すようなことになれば、罪もない人々が二度と救われぬ！」
鎧正伝　サムライトルーパー　英魂篇より

なんと、人間界でさらってきた人々は、この九つの御堂の人柱となっていたのでした。この時点で、魔将達は既に人の心を取り戻しており、サムライトルーパー達に加勢しています。